由利・吉野優理主将(3年) 緩急のプレーで支える

春高バレー注目選手

 1年生からエースナンバー「4」を背負う。3年生で主将となり、大きく成長した。あどけなさの残っていた表情は引き締まり、県予選会決勝では「さあ全員だ、全員だ」とメンバーに声をかけ続けた。自らは鋭いスパイクに手堅いレシーブ、フェイントなど、緩急取り混ぜたプレーでチームを支え、優勝に導いた。

 「主将になって、先輩たちの気持ちが分かるようになった。自分のことより、チームをまとめようと考えた」と振り返る。前回の春高バレーは2回戦で敗退。「今回はベスト4以上を目指す」と意気込む。

 菅原清監督は「絶対的エース」と信頼する。「吉野には『バレー部、由利高の顔であり、秋田のバレーの第一人者』との自覚を持つよう言い続けてきた」。すでに実業団への就職が決まっており「ゆくゆくは『日の丸』を背負う活躍をしてほしい」と期待を寄せる。

 息抜きは音楽を聴くことで、「back number」のバラード「手紙」が大好き。両親への感謝の気持ちがつづられた内容で「背負うものがある自分とだぶる」という。「『あんたなら大丈夫』といつも励ましてくれる」両親にささげる一勝を、まずは目指す。(藤沢志穂子)