往年の名機が間近に!「あいち航空ミュージアム」オープン MRJ施設も 名古屋空港

 
「MRJミュージアム」内の実物大模型の展示=20日、愛知県豊山町

 愛知県営名古屋空港(同県豊山町)の敷地内に30日、「あいち航空ミュージアム」が開館し、関係者が記念式典を開いた。旧日本海軍の零式艦上戦闘機(ゼロ戦)や、戦後初の国産旅客機「YS11」が館内に並び、愛知で製造された往年の名機を間近で見ることができる。

 ミュージアムは吹き抜けの2階建て。1階にゼロ戦など6機が展示され、2階からも見下ろして楽しめる。航空産業の歴史を紹介する3Dシアターがあり、屋上では空港の様子が一望できる。

 式典で大村秀章知事は「航空機が製造され、飛行し、それを見て学ぶことができる。(航空機産業の)『聖地』と言われるよう、多くの人にかわいがってもらえる施設にしたい」と語った。

 ミュージアムは同日、航空機大手ボーイングの創業地である米西部ワシントン州のシアトル航空博物館と協定を締結。両館の運営や、航空機産業を担う人材育成で、協力や情報交換をする。

 近隣では同日、国産ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を紹介する「MRJミュージアム」もオープン。実機と同じ操縦席や客席を備えた胴体、エンジンの模型などを展示し、実際の組み立て現場も見学できる。