選挙対応…自治体大わらわ 鶴ケ島はトリプル 春日部はダブル? 埼玉

 

 衆院選が10月22日に投開票される見通しとなり、10月中に首長選を予定していた県内の自治体が対応に追われている。鶴ケ島市は市長選、市議補選とトリプル選になるほか、春日部市は市長選の日程を変更してダブル選とする検討を始めている。

 鶴ケ島市は10月15日告示、同22日投開票で市長選を実施する予定だった。その後、衆院選の投開票日が重なる見通しとなった上、9月23日に市議1人が辞職し、市議補選(欠員1)の投開票日も10月22日に設定した。

 同市選管によると、当初は同市内にある投票所12カ所の担当者として計90人、開票担当者として計85人の職員らを配置する試算をしていたが、最終的に投票所担当者が計120人以上、開票担当者が計100人となる見込みだ。投票所と開票所のレイアウトの変更も必要で「厳しい状況」(同市選管)という。

 一方、春日部市は10月8日告示、同15日投開票の予定だった市長選の日程を1週間遅らせ、衆院選とダブル選挙にすることを検討している。9月29日の同市選挙管理委員会で正式に決定する。

 同市選管によると、有権者の負担軽減▽投開票担当職員の配置▽予算削減-などの観点から、ダブル選挙案が浮上。予算面では、1千万円単位での削減が見込める。

 このほか、県内では10月22日告示、同29日投開票の日程で、熊谷、越谷、ふじみ野市長選が予定されているが、9月27日時点で日程を変更する予定はないという。

 日程を前倒ししない理由について、越谷市選管は「既に立候補予定者説明会を終えており、立候補予定者や有権者に不平等になることなどを総合的判断した」としている。