せり上がる北陸新幹線 石川・白山市の整備施設公開

 
一般公開された「白山総合車両所」で、持ち上げられる北陸新幹線の車体=24日、石川県白山市

 JR西日本は24日、北陸新幹線を整備する石川県白山市の「白山総合車両所」を一般公開した。昇降機を使って車体がせり上がる迫力ある様子に鉄道ファンら約6700人が歓声を上げた。

 昇降機は、約40トンの車体1両を持ち上げることができ、車体から台車を外す際に使う。参加者は普段は見えない車体の底を食い入るように見つめ、カメラで撮影していた。

 このほか、別の線路に移すため車両を横に動かす「トラバーサー」と呼ばれる装置の運転を公開、除雪車も展示された。

 同県小松市の成田悠人君(5)は「一度、北陸新幹線に乗ってみたい」と興奮気味。新潟県上越市から家族で訪れた会社員、加藤昭夫さん(70)は「普段入れない施設が見学できる貴重な機会。迫力があり、来たかいがあった」と話した。