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強すぎる日本ジャンプ界の鳥人・小林陵侑に「洗礼」はあるのか

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4戦全勝でジャンプ週間総合優勝を果たし、トロフィーを手に喜ぶ小林陵侑選手(中央)=6日、ビショフスホーフェン(ゲッティ=共同)
4戦全勝でジャンプ週間総合優勝を果たし、トロフィーを手に喜ぶ小林陵侑選手(中央)=6日、ビショフスホーフェン(ゲッティ=共同)

 日本のノルディック界にまた「怪物」が現れた。スキージャンプ男子の小林陵侑(りょうゆう)(土屋ホーム)が今月6日、欧州ではワールドカップ(W杯)以上の歴史と人気を誇るジャンプ週間で史上3度目となる4戦4勝の完全制覇で総合優勝。日本人では1997~98年シーズンの船木和喜(フィット)に次いで2人目だが、パーフェクト勝ちは初めてで、W杯も今季通算8勝目となり、連勝を日本のジャンプ男子最多の5に伸ばした。文字通り飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

 前年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪で個人ノーマルヒル7位、ラージヒル10位だった22歳の若武者はなぜ急激に飛距離を伸ばしたのか。本人は「企業秘密」と多くを語らないが、五輪後取り組んでいたのは助走路でのスピードアップ。ノルウェーのトップ選手の助走姿勢の映像を繰り返し見て体得した。

 ここで得た推進力をずぬけて早い空中姿勢への移行でしっかりスキー板に伝える。「しっかり(踏み切りで)スキーに力を与えることができるから(板を)引き上げるのが早くなる」と宮平秀治ヘッドコーチは絶賛する。

 東野圭吾氏の小説「鳥人計画」の中で1980年代最強ジャンパー、マッチ・ニッカネン(フィンランド)の強さを科学的に考察する場面が出てくる。《ジャンプ台を出るぎりぎりまで姿勢を低く保ち、飛び出す瞬間に素早く前方に体を移動させる》ことで飛び出しの空気抵抗を最低限に抑えて、水平方向への加速度を増加。より遠くに飛べるという。

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