PR

平昌五輪 平昌五輪

【平昌パラ】冬季種目の裾野拡大に向かい風 高齢アイホ、全敗でアピールいまひとつ

ノルウェーに敗れ、落胆の色を隠せないパラアイスホッケー日本代表=江陵(共同)
Messenger

 日本勢は平昌パラリンピックで計7個のメダルを獲得し、前回ソチ大会の6個を上回った。2020年東京大会の招致が決まった後、強化費の増額などパラスポーツの振興策が強化され、今大会はその成果が出ている。

 一方で、有望な若手が夏季競技に流れ、向かい風を嘆く声もある。代表の平均年齢が40歳を超えるパラアイスホッケーは裾野の拡大が急務だが、まだ1勝も挙げられず、宣伝効果はいまひとつ。

 11日の米国戦。平均年齢が41・9歳の日本は技術や経験での強みを生かせず、20代が主力の米国にスピードで圧倒された。0-10の大敗。予選リーグは3戦全敗だ。

 10年バンクーバー大会では、決勝で米国相手に0-2と競り合い、銀メダルを獲得した。当時の平均年齢は37歳。その後は主力選手の引退などで低迷し、14年ソチ大会の出場を逃した。

 健常者も楽しめるパラアイホだが、パラリンピックに参加できる障害者の競技人口は40人足らずで推移する。バンクーバー大会をしおに1度は引退した上原大祐(36)らは、若手の押し上げがない状況を見かねてソチ大会後に復帰。平昌大会を迎えた。

×  ×  ×

 強化費の増額に加え、16年からは、パラアスリートが国立スポーツ科学センター(JISS)など最先端の練習施設も本格的に活用できるようになり、競技環境は目に見えて向上した。

 その中で、数の少ないスケートリンクを練習場とするパラアイホは、取り残された観がある。日本代表の石井英明(40)が所属する「東京アイスバーンズ」は東京都東大和市内のリンクで、週末に午前3時半から午前5時までの間に練習することが多い。「練習できるのは、一般滑走の前後の貸し切りの時間。楽しんでやっているが、環境は厳しい」と石井。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ