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2022年北京五輪会場の張家口  習近平氏の号令、急速にインフラ建設

北京五輪の会場となる太舞スキー場では週末、子供向けスキー教室が開かれていた。時折強い風が吹きつけ、気温も零下20度を下回っていた=今月10日、河北省張家口市崇礼(西見由章撮影)
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 2022年開催の北京五輪で雪上競技の会場となる河北省張家口市崇礼区では、習近平国家主席の号令の下、インフラ整備が急ピッチで進められ、五輪開催やスキー人口の増加を追い風に不動産などのリゾート開発も加速している。ただ地元住民の五輪への関心の低さが目立ち、強風や雪不足が懸念されるなど競技運営面での課題も多そうだ。(張家口 西見由章)

 北京五輪の競技会場となる密苑雲頂スキー場。五輪関連施設の建設が進む中、ゲレンデを見下ろす瀟(しょう)洒(しゃ)な欧州風マンションが完成していた。分譲用パンフレットには「五輪開催で世界の注目スポットに」との宣伝文句が並ぶ。

 崇礼は00年以降、河北省周辺では珍しい天然雪のスロープが注目され、外資を巻き込みスキーリゾート開発が進んできた。15年の五輪誘致成功で別荘やマンションなどの建設ラッシュに弾みがついた。「富竜温泉リゾート区」の住宅販売員の男性は「14年に1平方メートルあたり約2万元(約34万円)だった別荘の価格は現在4万元まで上がった。五輪後も下がりませんよ。交通インフラの整備が進むので」と強気だ。

 五輪競技会場となる太舞スキー場のそばでは、高速鉄道駅の建設準備が進められていた。新路線は19年に完成予定で、北京市内と崇礼を約50分で結ぶ。ここにほど近い「太子城」集落は選手村の予定地として接収され、わずか1年で住民数千人の立ち退きが完了した。現地に別荘を持つ北京市の男性は「五輪は習氏の号令による習近平プロジェクトだ。相当手厚い資金が投じられている」と驚く。

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