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【平昌五輪】
中韓対決、またも中国の失格で韓国に軍配 でも記録1位は世界新のオランダ ショートトラック女子3000メートルリレー
平昌冬季五輪で中国と韓国が火花を散らすショートトラック。20日に江陵アイスアリーナで行われた女子3000メートルリレーで、またしても中国の失格で韓国に軍配が上がり、韓国は今大会4個目の金メダルを獲得した。
韓国の4つの金メダルのうち、3つがショートトラックで得たもので、同種目を“お家芸”とする韓国は面目躍如の活躍だ。
一方、これまでの五輪で金9個を量産し、韓国と同様にショートトラックを“お家芸”とする中国は、今大会で失格が相次ぎ、金メダルはゼロ。
女子リレーこそはと臨んだ20日の決勝は、韓国と最後まで競り合い、2着でゴール。激しい争いだったことから、中国選手らはゴール後、ショートトラックにつきものの「判定」による繰り上げの「金」を期待し、祈るように結果を待っていた。
ところが、判定によって失格となったのは中国とカナダだった。中国選手らはがくぜんとした様子で、涙を拭う選手もいた。
金メダルを確信していた韓国選手らは国旗を掲げながら喜びを爆発させ、会場は歓喜に包まれた。