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【平昌五輪】
ウイルス「五輪破壊者」を発見と米3企業 開会式へのサイバー攻撃
平昌五輪の開会式を標的としたサイバー攻撃で、米セキュリティー企業3社はウイルス“オリンピック・デストロイヤー”(五輪破壊者)を発見したと発表した。
ロイター通信によれば、五輪チケットの印刷や、各国メディア陣が使用するWiFiの使用に影響が出たものの、10日までに問題は解決した。攻撃の主体については不明のままという。
この問題では、開会式直前の9日午後7時15分ごろから、五輪組織委員会のインターネットがダウン。10日正午時点で完全復旧していなかった。
サイバー攻撃の影響で、組織委側が開会式用に準備していた小型無人機(ドローン)を飛ばすことができず、組織委は事前に録画していた映像を放映せざるを得なかった。(五輪速報班)