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【平昌五輪】
ショートトラック渡辺に母校の阪南大でパブリックビューイング 予選落ちも「攻める姿勢見られた」
ショートトラック男子1500メートルに出場した渡辺啓太(25)を応援しようと、母校の阪南大学(大阪府松原市)では10日、市主催のパブリックビューイングが開かれ約270人が声援を送った。惜しくも予選で敗れたが、まだ500メートルやリレーなどもある。参加者は「次の試合でも頑張ってほしい」とエールを送った。
「渡辺!渡辺!」。レースが始まると、集まった人たちは、渡辺が目標とするメダルの色に合わせた金色のスティックバルーンで応援。序盤に先頭に立つと会場の盛り上がりは最高潮に達した。しかし、最後に抜かれ、予選敗退した。
阪南大職員の元ショートトラック選手で冬季五輪に3大会連続で出場した米田(旧姓・小沢)美夏さん(32)は「残念だが、最後まで攻める姿勢が見られてよかった」。大学の近くに住む会社員、山下かおりさん(40)も「この悔しさをリレーで晴らしてほしい」と話していた。