PR

ニュース プレミアム

「死ぬまで超新星を見つけたい」 超新星ハンター

「超新星探しは死ぬまで続けますよ」と話す板垣公一さん=山形市蔵王山田(柏崎幸三撮影)
「超新星探しは死ぬまで続けますよ」と話す板垣公一さん=山形市蔵王山田(柏崎幸三撮影)
その他の写真を見る(1/2枚)

山形 アマチュア天文家 板垣公一さん(73)

 超新星ハンターの第一人者として知られる。昨年1年間に発見したのは11個。最近では、りゅう座にある銀河に超新星を発見し、今年すでに3個を見つけている。これまで日本天文学会から天体発見賞など170以上受賞した。

 山形市西蔵王のほか、岡山市と高知県香南市に私設観測所を設置。3カ所でパソコン計約30台を使い、山形市から遠隔操作で観測している。「晴れ間の少ない冬の山形では観測日数が限られる」からだ。

 本業は、豆菓子を製造販売する「豆の板垣」(山形市)社長。朝礼を終え午前中は職場、午後から西蔵王の観測所で過ごすの日課だ。

 星への興味はレンズの不可思議さからだった。小学6年のとき、レンズで太陽光を集めると紙が焼けるのが面白く、よく遊んだ。それが高じて小遣いをためて買ったのが天体望遠鏡だった。「当時は月などを見ていました」

 それが中学3年の時、当時19歳だった静岡県のアマチュア天文家、池谷薫(いけや・かおる)さんの彗星(すいせい)発見に刺激を受けた。「自分もやるぞ」と心に決め、高校卒業後、働くようになって口径15センチの反射望遠鏡を購入した。日夜、星探しを続け、20歳で初めて彗星を発見した。同時に発見者が複数おり、その1人に選ばれた。

 「天体発見賞がもらえるのがうれしくて。さらにうれしいのは自分は研究者ではないが、研究者の論文に共著として私の名前も掲載される。科学誌ネイチャーには3度も共著掲載された」とほほ笑む。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ