PR

ニュース プレミアム

今や婚活の主流マッチングアプリに潜む怪しい男とその手口

 兵庫県警は4月、3人の女性に誕生日を偽り、誕生日プレゼントをだまし取ったとして、詐欺容疑で男性を逮捕したが、その後、神戸地検伊丹支部が不起訴とした。

 ただ、女性会社員がネット掲示板などを通じて聞き取りを行ったところ、5月13日時点で65人が被害を訴え、25人以上が高額商品の購入契約を結んでいたという。交際期間は最長で4年に及ぶ人も。近く被害者の会を正式に発足予定で、被害者同士で情報を共有し、集団訴訟を起こす方針だ。

男性がマッチングアプリで公開していたプロフィール(被害女性提供)
男性がマッチングアプリで公開していたプロフィール(被害女性提供)
その他の写真を見る(3/4枚)

 女性会社員は「だまされたと知ったときは恥ずかしくて悔しかった。時間は戻らないけど被害に遭った場合は相談してほしい」と話している。

 被害の相談は堺市男女共同参画センター(072・224・8888)。

急増する被害相談

 新型コロナウイルス禍で人気が高まっているマッチングアプリだが、詐欺などの被害相談も急増している。

 国民生活センターによると、令和2年度に同センターに寄せられたマッチングアプリなどに関する相談件数は、前年度の2倍以上となる58件。うち40件が投資に関する被害相談で、アプリで知り合った人から投資や賭け事などの海外サイトに誘導され、金銭をだまし取られるケースが多い。

その他の写真を見る(4/4枚)

 ITジャーナリストの三上洋さんは「アプリに登録するには身分証が必要なため安全だと信じる人も多いが、実際には経歴も写真も簡単に偽れる。他の目的で紛れ込んでいる人もいるという意識が必要」とした上で、「高額商品を購入させたり投資させたりと、早い段階でお金の話が出たら怪しいと思ってほしい」と注意を呼び掛けている。(木下未希)

マッチングアプリ 恋愛や結婚などの出会いを目的としたアプリ。会員登録をして顔写真や出身地、職業、趣味などのプロフィルを入力すれば、求める条件の相手を探すことができる。気になる相手に「いいね」などのサインを送信してアプローチ。相手が受け入れればマッチングが成立し、アプリ上でメッセージ交換ができるようになる。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ