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今や婚活の主流マッチングアプリに潜む怪しい男とその手口

マッチングアプリで出会った女性(右)と花火を楽しむ男性(被害女性提供)
マッチングアプリで出会った女性(右)と花火を楽しむ男性(被害女性提供)
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 誠実そうな「理想の結婚相手」は、嘘で塗り固められていた-。マッチングアプリで出会った男性(39)から現金などをだまし取られたとして、交際相手の女性らが男性に慰謝料を求めて集団提訴する計画を進めている。女性らによると、男性は「結婚を前提」としながらも複数の女性と同時交際し、誕生日を偽って現金を贈らせたり高額商品を購入させたりしていた。被害を訴える女性は60人を超えるという。

「一生一緒に…」

 「結婚への真剣な気持ちを弄んだのが許せない」。男性と約10カ月間交際していた堺市の女性会社員(47)は憤る。

 女性会社員によると、出会いは昨年1月。登録していたマッチングアプリで男性からアプローチのメッセージが届き、連絡を取り合うように。約半月後、大阪市内の喫茶店で実際に会うことになった。

 「付き合う女性とは常に結婚を意識している」と熱く語る男性に対し、「誠実で優しそうな人だ」と感じた。数日後の2回目のデートでは、「本気で一生一緒にいるつもりだ」と告白され、結婚を前提とした交際をスタートさせた。

 男性は交際直後から徐々に本性を現し始める。

 「来月誕生日やねん」。そう切り出され、女性会社員は電子マネー2万円をプレゼント。2カ月後には「一緒にいる人にはずっときれいでいてほしい」と言われ、男性が経営している会社の商品だという水素水生成器を購入する契約を結ばされた。その後も酵素ドリンクなどを買わされ、購入金額は計18万円に上った。

マッチングアプリで出会った2人。「結婚を前提」とした交際だったという
マッチングアプリで出会った2人。「結婚を前提」とした交際だったという
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デート現場を目撃

 男性の勧めに再三応じたことに「彼氏だからしようがないかと思った」と受け止めていたが、次第にデートの頻度は減少。急に予定をキャンセルされることもたびたびあり、つじつまの合わない話も多かった。

 不審に思った女性会社員は昨年10月、デート後に駅で男性の車を見張っていたところ、約1時間後、見知らぬ女性が車に乗り込む現場を目撃。この女性が駅に戻ってくるのを待って接触し、男性が同時交際していたことが判明した。さらにインターネット掲示板上で同様の被害を訴えていた女性とも連絡を取り合い、今年2~3月に弁護士を通じて詐欺罪で刑事告訴した。

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