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新潟の“お座敷文化”を守れ 芸妓会社のクラウドファンディングに支援続々

賀詞交歓会で日本舞踊を披露する古町芸妓=1月、新潟市中央区(本田賢一撮影)
賀詞交歓会で日本舞踊を披露する古町芸妓=1月、新潟市中央区(本田賢一撮影)
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で「お座敷」での飲食が激減し、大きなダメージを受けている新潟の花柳界。運営資金に困った芸妓(芸者)の養成・派遣会社がクラウドファンディング(CF)で支援を募ったところ、全国から支援が続々と集まり、早々に目標額を達成。目標額を2倍に引き上げた。同社支配人にCFの舞台裏を聞いた。(本田賢一)

お座敷数が4割減

 CFを実施しているのは国内初の株式会社の形態をとった芸妓養成・派遣会社「柳都振興」(新潟市中央区)。芸妓を社員として雇い、日本舞踊などの芸事や作法を身に付けさせ、お座敷に派遣している。現在、12人の芸妓が所属し、給料は月給制。彼女たちは、料亭などが立ち並ぶ同区の古町地区の地名をとって“古町芸妓(ふるまちげいぎ)”と呼ばれている。

 現場を取り仕切っている棚橋幸(みゆき)支配人(53)によると、昨年3月から新型コロナの影響が出始め、全国に緊急事態宣言が出された同5月のお座敷数は例年の9割減と大きく落ち込んだ。その後も感染拡大の波が断続的に押し寄せてきたためお座敷数の回復は鈍く、現在も例年の4割程度にとどまる。

 お座敷から得る“花代”が主な収入になっているだけに、新型コロナは同社の経営を直撃。「芸妓の雇用を守るため、雇用調整助成金も活用している」(棚橋さん)状況だ。

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