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裸はイヤ…高校相撲部存続の土俵際

 相撲の面白さについて「練習を積み重ねれば、自分より大きな相手も倒せるのが魅力。初心者でも強くなれる」と語るのは唯一の3年生の山岡聖明(まさあき)主将。「県大会や近くの高校との合同稽古がないのはさみしい。先輩から受け継いだこの相撲部はこれからも続いてほしい」と話した。

 田所実監督は「稽古を通じ礼儀を学び、継続すれば心身ともに鍛えられる。岡山の相撲を廃れさせないためにも、部員たちと一緒にこれからも頑張っていきたい」と話していた。

体重別個人戦を導入

 高校相撲部減少に危機感を強める高体連相撲専門部は、体格の大きくない小柄な選手も大会に参加しやすいように、新たな仕組みの導入に踏み切った。

 インターハイの個人戦で体重制限のない従来の個人戦とは別に、体重別個人戦(100キロ未満級、80キロ未満級)を昨年から取り入れたのだ。昨年度は開催されなかったので、今年度が初の実施となる。

 また、新型コロナウイルスの感染拡大もあって、思うように開催できていないというが、子供たちに相撲に親しんでもらおうという試みも進んでいる。

 危機感を共有する高校相撲部の指導者たちが、地域の小中学生を対象とした相撲教室に出向いたり、高校生の練習場に小中学生を招いたりするなどしているという。低年齢から相撲に触れ合う機会を増やすことが狙いだ。

 高体連相撲専門部の川村久夫事務局長は「土俵際で粘る経験を高校3年間続ければ自分に自信がつくし、社会に出て苦しいときにも頑張れる。多くの高校生に相撲部を選んでほしい」と呼びかけている。(高田祐樹)

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