PR

ニュース プレミアム

裸はイヤ…高校相撲部存続の土俵際

前のニュース

ぶつかり稽古をする岡山理科大学附属高校の選手ら=5月2日午前、岡山市北区の同校相撲場(高田祐樹撮影)
ぶつかり稽古をする岡山理科大学附属高校の選手ら=5月2日午前、岡山市北区の同校相撲場(高田祐樹撮影)
その他の写真を見る(1/2枚)

 休部や廃部が相次ぎ、全国の高校相撲部が壊滅の危機だ。平成15年度には全国200校以上あった相撲部は3割も減少。岡山を含む7つの県では全国高等学校体育連盟(高体連)の加盟校が1校しかないという事態になっている。新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)も部活動に暗い影を落とすなか、高校相撲部の空白県を出さないために、待ったなしの状況で、高校相撲部の指導者たちも、国技・相撲の競技人口減少に歯止めをかけようと、必死の取り組みを続けている。

 高体連によると、高校相撲部の加盟校は15年度の213校から、25年度に167校、令和2年度は146校と、年々減少傾向が続いている。特に岡山、山梨、愛知、滋賀、奈良、鳥取、島根の7県では相撲部が1校しかないのが現状だ。

 昨年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、全国高校総体(インターハイ)が開催されず、3年生の引退が早まったことによる部員減少という事情もあるという。

 全国の高校相撲部を統括する高体連相撲専門部事務局によると、高校の部活動では、日本人選手が世界的活躍をしているサッカーやバスケットボールなどの人気が高くなっている。

 一方、相撲は、格闘技でもあり、「痛そう」「怖い」というイメージがあることや、まわしを締めて半裸になることなどが、敬遠の理由だそうだ。

いきなり全国大会

 岡山県内で唯一、高校相撲部がある岡山理科大学附属高校は、インターハイで8強2回の実績を持つ実力校。インターハイ団体戦は各都道府県から1校が出場するため、平成23年度以降は対戦校がないままに全国大会出場が続く。

 現在の部員は6人。平日は約2時間半、土日は約3時間の稽古に励む。四股や股割り、ぶつかり稽古や実戦形式の申し合いといった伝統的なメニューのほか、ウエートトレーニングや坂道ダッシュも行う。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ