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【SNSの罠】無登録業者もはびこる海外FXに潜む危険

 海外の業者を利用した外国為替証拠金取引(FX)をめぐるトラブルが後を絶たない。会員制交流サイト(SNS)などの「絶対にもうかる」といった誘い文句につられて投資を始めたものの、多額の損失を被るケースが相次いでおり、近年は国民生活センターに寄せられる相談も急増。無登録で金融商品取引業を行う海外の業者も多く、同センターなどが注意を呼び掛けている。(北野裕子)

「100%安全」

 熊本県に住む30代の女性は昨夏、投資教室の運営者を名乗る男性のツイートに目が留まった。

 《必要な人に届くようにお金を配りたい》

 男性のアカウントやブログを見ると、FXのほか、高金利の外貨預金や株式投資の方法など、お金に関する情報が紹介されていた。以前から投資を手掛け、FXにも関心があった女性はツイッターで連絡を取り、男性の運営するスクールに入会した。

 そこで勧められたのが、海外に所在するとみられる証券会社だった。「ここなら、もうけられるよ」。言われるがまま、女性は口座を開設。資金の運用状況を確認するアプリもダウンロードし、最初に15万円を入金した。

 不安もあったが、同じスクール生のチャットには約300人が登録され、それぞれが入金額と順調な運用状況を報告していた。男性は「基本的には放置していればお金は増える。100%安全」などと説明し、「どんどんお金を入れましょう」と呼び掛けた。投資の初心者には個別相談に応じるなど、男性の丁寧な対応ぶりに加え、スクール生が続々と入金する様子を見て女性はすっかり信用。つぎ込んだ総額は約260万円にも上った。

突然の取引終了

 状況が一変したのは昨年10月。証券会社が取引を強制的に終了し、女性の資金はゼロに。口座の残金が証券会社の定める証拠金維持率まで下がった際に行われる「ロスカット」だったが、多くのスクール生が損失を出した。

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