PR

ニュース プレミアム

【日本語メモ】歳費と報酬とセイカツヒ

 (1)6月県議会では、議員歳費の5%削減案が上程された。

 歳費は「衆参両院の議長・副議長および議員に毎年給せられる金銭」(広辞苑)。つまり国会議員の収入のことです。地方議員は非常勤の特別地方公務員で、支払われるのは「議員報酬」。市長や副市長、教育長など常勤の特別地方公務員の場合は「給与」です。

 ちなみに約7年前、「号泣県議」の不正な支出で話題になった「政務活動費」は、地方議員の調査・研究などの経費として、議員報酬とは別に公費から支払われるもの。

 平成24年、地方自治法が改正され「政務調査費」から「政務活動費」に名称が変更されました。新聞表記で略すと「政活費」。「政活費を生活費に流用する」となるとややこしいですね。

(正解例)6月県議会では、議員報酬の5%削減案が上程された。

(2)容疑者が暴れてかみついたため、腕に歯型が残った。

 「歯形」は「歯でかんだあとに残る歯の形」(広辞苑)。一方、「歯型」は「歯並びの形を石膏(せっこう)などにうつしとったもの」(日本語大辞典)。用例としては「遺体の歯型を照合して身元を確認する」などがあります。

(正解例)容疑者が暴れてかみついたため、腕に歯形が残った。

(3)国の行く末を考えると感心に堪えない。

 「寒心」は「ぞっとすること。恐ろしいと思うこと」(日本語大辞典)。「寒心に堪えない」という成句は「心配や恐ろしさのあまり、ぞっとする」というときに使います。すこし大げさな表現ですね。「感心」は心に感じ入ることです。深く感じ入るという意味で「感心に堪えない」と使うケースもあるようですが誤用です。

(正解例)国の行く末を考えると寒心に堪えない。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ