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“二刀流”平野歩夢、スノボ全日本で貫録の滑り 夏冬五輪出場へ「自分しかたどれない道進む」

全日本男子で2位だった平野歩夢=札幌市ばんけい
全日本男子で2位だった平野歩夢=札幌市ばんけい

 スノーボードのハーフパイプ男子で、冬季五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢(木下グループ)が、今夏の東京五輪にスケートボードで挑戦する考えを改めて明言した。来年2月の北京冬季五輪出場も目指しており、「二刀流」を継続させていく意向だ。東京五輪が1年延期されるなど逆風も吹く中、「時間が足りないこともあるけど、両立を達成したい気持ちの方が強い」と言葉に力を込める。

 今月14日に札幌で行われたスノーボード・ハーフパイプの全日本選手権。平野歩は日本一を決める舞台に、8年ぶりに出場した。国際スキー連盟(FIS)公認大会は、今年2月のワールドカップ(W杯)下部大会で3年ぶりに復帰し、今回が2戦目。世界選手権を制した戸塚優斗(ヨネックス)ら世界トップクラスの選手がそろう中でも、存在感は際立っていた。

 決勝1回目は着地で失敗したものの、決勝2回目は回転軸を斜めにして縦2回転、横4回転する大技「フロントサイドダブルコーク1440」を成功させるなどして、89・00点の高得点をたたき出した。94・25点の戸塚に次ぐ2位だったが、「この状況でできることをしっかり決められてよかった。次につなげていきたい」。試合勘が万全ではない中で貫録を示し、開幕まで1年を切った北京冬季五輪へ期待は高まった。

 一方、今後について平野歩は「スケートボードに残りの期間は集中していきたい」と言及した。3年前の平昌五輪で銀メダルを獲得した後、東京五輪にスケートボードで挑戦する意向を表明。開幕まで100日を切って代表選考も終盤を迎えており、今後は米国の大会に照準を合わせて調整を続けていく考えだ。

 2つの競技で世界最高峰の舞台を目指す戦いは、苦難も多い。特に問題になるのは限られた時間の使い方で、「今、自分には時間がもっと必要なんだと思う。簡単じゃないことは覚悟していないと、なかなか両立を続けられない」と本音も漏れる。スノーボードとスケートボードは同じ「横のり」のスポーツとして共通点があるものの、足が固定されているかや操作性などで違いもあり、両立は容易ではない。

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