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【フィギュアスケート通信】次世代集結、狙うは「ミラノ五輪」 木下アカデミー発足1年

リモートでの取材に応じる浜田GM
リモートでの取材に応じる浜田GM
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 国際大会で活躍できる選手輩出を目指す「木下スケートアカデミー」が4月で発足から1年を迎えた。京都・宇治に建てられた通年リンクで、ノービスやジュニアなど次世代のスケーターが研鑽(けんさん)を積む。女子で全日本選手権2連覇の紀平梨花(トヨタ自動車)や平昌五輪代表の宮原知子(関大)らを育て、同アカデミーのゼネラルマネジャーを務める浜田美栄氏に、この1年間の手応えと今後の展望を聞いた。(運動部 久保まりな)

 --新型コロナウイルス禍の昨年4月にアカデミーが発足してから1年。振り返ってどうか

 「みんながコロナに振り回された1年だったが、出だしにしたら良いスタートになった。スケートへの価値観は、趣味でやりたいなど多種多様。その中でも、アカデミーには同じ価値観の人が集まった。練習の目的がはっきりし、一つのグループとしてうまくいったのではないか」

 --アカデミーの拠点「木下グループ京都アイスアリーナ」は2019年末に完成した。京都に通年リンクができた意義は

 「リンクは2面あるため、トップを目指すアカデミー以外にも、利用者の範囲は広い。将来アカデミーへの入門を目指す子供らが通う『宇治クラブ』もある。幼少から大人までを対象にしたスケート教室も行われているので、選手育成に加え、地域貢献と裾野を広げられるのが強み」

 --アカデミーの指導方針は

 「トップスケーターを目指すこと。(女子では世界を席巻する)ロシア勢に少しでも近づきたい。また、フィギュアスケートは費用がかかるのがネックだった。アカデミーは、木下グループのサポートにより、月謝制にしている。関西地方のトップカテゴリーの選手の費用負担は、従来の半分ほどになった。やる気で人を選べるようになった」

 --今季は全日本ジュニア選手権やグランプリシリーズNHK杯、全日本選手権などでアカデミー生が活躍した。効果が表れているか

 「もちろんそれはある。アカデミーはスケートだけではなく、ダンスやバレエも同じ建物でできる。けがや痛みなどに対応する機器も用意していただいている。ただ、選手たちには、『良い環境が、良い選手を作るわけではない。良い選手になったから、良い環境をもらえるんだよ』と話している。この環境が当たり前になり、良い環境に感謝できなくなると怖いですから」

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