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ライチョウ繁殖、再び自然へ 希少種保全に貢献 那須どうぶつ王国 

ライチョウを迎え入れる野生復帰順化施設の屋外エリア。4月下旬の完成を目指している=栃木県那須町の那須どうぶつ王国(同園提供)
ライチョウを迎え入れる野生復帰順化施設の屋外エリア。4月下旬の完成を目指している=栃木県那須町の那須どうぶつ王国(同園提供)
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 那須どうぶつ王国では昨年12月からライチョウを迎え入れる野生施設順化施設を建設中で、4月下旬に完成予定。同園では昨年7月、ライチョウの自然繁殖に初めて成功し、ヒナが元気に育っている。

技術と知見を生かし

 生息域外保全をめぐっては、まだ課題が残されている。標高2千メートル以上の自然環境で生活するライチョウは、温度の変化や感染症に弱く、生態が解明されていない部分もある。人間に慣れていないので警戒心が強く、初期の飼育が特に難しいという。

 また、親のライチョウが持つ腸内菌による感染抵抗性や毒物分解能力を、ヒナにも持たせなければ野生では生きていけない。最近の研究では、野生のライチョウ由来の有用菌を飼育下のライチョウに移植する技術が進んでいる。同園でもこうした知見を生かすとみられる。

 同園の佐藤哲也園長は「飼育で得られた情報を野生動物の保護にフィードバックしたい」と話している。

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