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青森駅の新駅舎が観光客でにぎわう光景を心待ちに 

JR青森駅長の田口晴彦さん(福田徳行撮影)
JR青森駅長の田口晴彦さん(福田徳行撮影)

JR青森駅長 田口晴彦(はるのり)さん(59)

 旧国鉄時代の昭和34(1959)年に供用開始したJR青森駅の4代目の駅舎が、3月26日に60年以上の歴史に幕を閉じた。翌27日からリニューアルされた新駅舎の責任者として安全、安心の運行はもとより“県都の玄関口”にふさわしい駅を中心とした地域活性化に決意を新たにしている。

 「非番の時、いつも列車の作業ダイヤを作っていた。赤い線が入った帽子も格好良かった」。小学生の頃から国鉄マンだった父のりりしい姿にあこがれ、自らも同じ道へ。

 青森市出身で、高校卒業後の55年、鉄道マンとしての振り出しが同駅。ただ、中曽根康弘内閣の行政改革で、62年に国鉄が分割民営化されたことで仕事に対する考え方、意識も180度変えざるを得なくなった。

 民間企業のノウハウを学ぶため、デパートでの接遇研修など、さまざまな経験を積んだ。「とにかく稼ぐために何でもやろうと…。自分の意識を変えないといけなかった」と振り返る。

 国鉄からJRへと組織が大きく様変わりする中、自分を成長させてくれた旧駅舎にはさまざまな思い出が詰まっている。

 63年に廃止されるまで青森市と北海道函館市を結んだ青函連絡船で行き交う人々、乗降客の空腹を満たしてくれた立ち食いそば店。どれも走馬灯のようによみがえる。強烈な印象として残っているのは駅敷地内にレクリエーション目的で設置されていた相撲の土俵。「駅で最も相撲の強い人を決める大会が年に1、2回あったが、裸にまわしを締めるため個人的には嫌いだった」と笑った。相撲ファンが多い青森県ならではのエピソードだ。

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