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【日本語メモ】温かい炊き出しを思い出す

 3月の声を聞くと、非常に憂鬱になる方も多いことでしょう。「暖かな春が来るのになぜ?」と思うでしょう。そう、花粉症です。いろんな予測がありますが、前年より多めだが、平年よりはやや少なめといったところでしょうか。新型コロナウイルス流行下にあって、何による症状なのかが分かりにくいのは困ったことです。感染防止対策を徹底することで、花粉症の影響も変化するのでしょうか。「花粉飛散、非常に多い」。「飛散」が「悲惨」に見えて、しかたがありません。

(1)3月中旬に今年度の計画を発表する。

 「年度」は「暦年とは別個に、事務または会計決算などの便宜によって区分した一年間の期間~」(広辞苑)。通常は、その年の4月1日から翌年3月31日までを表します。このため、1~3月時点の記事で「本年度」あるいは「今年度」は前の年度のことになり、少し紛らわしいのです。具体的に数字で表記したほうが分かりやすい場合もあります。ちなみに、米政府の会計年度は前年10月から当年9月まで。「米穀年度」というものもあり、「前年一一月から当年一〇月まで。終わる月の属する年をとる」(同)そうです。

(正解例)3月中旬に令和3年度の計画を発表する。

(2)旧家では祝い事の際、赤飯を焚く。

 「炊く」は「食べ物を煮る」ことを表します。被災地での食事を調理して提供するのは「炊き出し」。食べ物関係は「炊」を使うと考えていいでしょう。

 一方、「焚く」は「火を燃やす」の意。「風呂を焚く」「石炭を焚く」などの用例があります。また「香りをくゆらせる」意味の「たく」は漢字では「●く」。産経ハンドブックでは平仮名表記で「香をたく」などと使います。

(正解例)旧家では祝い事の際、赤飯を炊く。

(3)一族で経営権を占有する。

 「占有」は「自分のものにする」こと。法律用語の「占有権」や「占有の意思」などはこれを使います。一方、「専有」は「ひとり占めにする」こと。身近な言葉ではマンションの「専有部分」があります。共有の対語ですね。

(正解例)一族で経営権を専有する。

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