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コロナ感染予防にダウン症の子供たちが発信した優しい歌声

 「笑顔あふれる日々を 信じてコロナに負けないで」

 歌詞には、手洗いやうがいの重要性やコロナ禍の苦境をともに乗り越えようという励ましのメッセージが込められていた。ダウン症の子供たちは、音楽にのせて動作を教えると覚えてくれることが多いといい、「初めて曲を聞いたとき、息子の表情がぱっと明るくなった。感染予防を習慣づけてくれるのにバッチリの歌だと思った」と平井さん。

 すぐに映像編集の経験がある会員に声をかけ、昨年7月、ワンフレーズごとに映像と歌の投稿を募集。大井さんの協力も得て、リレー形式で投稿された動画をつなぎあわせて1曲を完成させるプロジェクトがスタートした。

 奈良だけでなく大阪からも動画の投稿があり、計7つの団体や企業が参加した。

 大阪府東大阪市の音楽教室から投稿された動画では、生徒たちが歌ったり、楽器を演奏したり、ブランコに乗ったりする姿が。「表現の仕方は自由だし、それぞれちがう。同じ歌なのに、すべてに個性があって、見ているだけで楽しくなった」(平井さん)

 参加した人からは「自分の姿が映り、子供も喜んでいる」「子供が手洗いやうがいを歌いながらするようになった」などと喜びの声も上がった。平井さんは「コロナだけじゃなく、何か困難を乗り越えるために替え歌にして口ずさんでもらってもいい」と話す。

 今年1月には、同支部の会員が翻訳、歌唱を担当した英語版も完成した。平井さんはこう力を込める。「命の重さは平等であり、ダウン症の子供たちが自分らしく命を輝かせ、仲間とつながり、幸せに生きてほしい。そんな思いもこもった、この歌の種が世界中に飛んでいけばうれしい」

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