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【原坂一郎の子育て相談】ヒーローごっこが過激な息子

 3歳の息子のウルトラマンごっこや怪獣ごっこが激しくて困っています。テレビのまねをして飛び蹴りをし、私に乗ってジャンプし、父親に飛び乗っては叩(たた)き、と激しく暴れています。私は一緒に戦いごっこをしてやっていますが、本気でぶつかってくるので正直、痛いです。やめさせようとしてもなかなかやめてくれず、何かよい方法はないでしょうか。

 多くの男の子は戦いごっこが好きで、刀や鉄砲などの武器の玩具も大好きです。チャンバラやプロレスごっこは50年以上前から男の子の定番遊びで、私の世代からは、それにヒーローごっこが加わります。それらの遊びは、いつの時代もお母さん方を悩ませているようです。

 そういった遊びにもいい面はあり、男の子が持ち合わせやすい攻撃性や破壊欲求を満たし、それがストレス解消につながって、普段はおとなしい、ということもあります。

 テレビのヒーローごっこは、5歳を過ぎれば手加減をしたり、役を交代したりしながら遊べますが、4歳くらいまでの子供は完全になり切ってしまい、息子さんのように、全力でぶつかってくることがあります。それに付き合うと、子供はそんな遊び方が認められていると思い、ますます過激になっていきます。

 わが家の息子たちも幼い頃は怪獣ごっこが大好きでしたが、すべて私が受け止め、「怪獣ごっこはお父さんとだけ」を暗黙の決まりのようにすると、私以外の人には向かっていきませんでした。

 3歳ならば、友達との遊びや喧嘩(けんか)の中でも飛び蹴りが出たりして、ケガをさせることもあるかもしれません。今しばらくは、そのような遊びは、お父さん以外の人とはしてはいけないことを伝え、あなたに向かってきても相手をせず、人形同士で遊ぶようなソフトなヒーローごっこを提案してみてください。

 ヒーローものが大好きなお子さんの気持ちもわかる私としては、テレビなどを一切見せないという対処法だけは取らないでほしいと思っています。

(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

 子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。〈メール〉life@sankei.co.jp

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