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プロと打ち合い、本番へ活力 ボクシング慈善イベントに五輪代表が参戦

【ボクシング「LEGEND」エキシビションマッチ】井上岳志を攻める森脇唯人(左) =国立代々木競技場第一体育館(福島範和撮影)
【ボクシング「LEGEND」エキシビションマッチ】井上岳志を攻める森脇唯人(左) =国立代々木競技場第一体育館(福島範和撮影)
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 医療従事者らへの支援を目的としたボクシングの慈善イベント「LEGEND」が11日、東京・国立代々木競技場で開かれ、バンタム級世界2団体統一王者の井上尚弥(大橋)らプロの新旧世界王者らに加え、アマチュアで東京五輪出場を決めているミドル級の森脇唯人(自衛隊)とウエルター級の岡沢セオン(鹿児島県体協)も参戦した。アマとは異なる派手な演出の中、両選手はヘッドギアもつけず、スパーリング形式のエキシビションマッチでプロと“対戦”。新型コロナウイルスの影響で実戦から1年近く遠ざかる中、2500人以上が見守ったリングで大きな活力を得た。

 イベントはエキシビションマッチ7試合をアマの試合と同じ3分3ラウンドで実施。井上尚は元フライ級世界王者の比嘉大吾(Ambition)と打ち合い、3月に防衛戦を控えるライトフライ級世界王者の京口紘人(ワタナベ)は元世界3階級王者の八重樫東氏と拳を合わせた。東京五輪代表は男子の3選手が参加予定だったが、ライト級の成松大介は発熱で欠場し、同じ自衛隊所属の秋山佑太が代替出場。森脇は世界ボクシング機構(WBO)の地域タイトルを保持するスーパーウエルター級の井上岳志(ワールドスポーツ)、岡沢は日本スーパーライト級ユース王者の佐々木尽(八王子中屋)と拳を交えた。

 第3試合に登場した森脇は高校、大学の先輩でもある井上岳と重量級ならではの力強い打ち合いを披露。第5試合の岡沢は、パンチを当てるたびに拳を突き上げて審判にアピールする自身のスタイルをまねてきた19歳のホープに対し、両手を後ろに組んで挑発するなど場内を盛り上げ、最後は接近戦で打ち合った。

 安全確保のため、ともにヘッドギアをつけての出場を打診されていたが、成松も含めた事前の話し合いでつけずに闘うことを選択。森脇は「フェアプレーでやる中、アマだけつけていてもおかしい。顔も覚えてもらいたい」、岡沢は「プロと同じ土俵でやっても強いといわれたい」と心境を明かした。

 昨年3月にヨルダンで開かれた東京五輪アジア・オセアニア予選以降、試合から遠ざかっていた両選手。「モチベーションは落ちていないつもりだった」という岡沢は、エキシビションマッチ出場が内定してからの心身の充実ぶりを体感し、「普段できない経験をさせてもらって感謝している。久しぶりに気持ちが入った」と話した。

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