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【子ども点描】「やる気」が出るのは高い目標より適度な難しさ

 アトキンソンとリトウィンという研究者が、同じような実験をしたところ、やる気のある人ほど、簡単でもなく無理でもない距離を選ぶ傾向があることが分かりました。

 つまり「やる気がある」ということは、できそうもない難しいことに挑戦するということではなく、「適度な難しさを選んでやる力がある」ということなのです。

 良かれと思って子どもたちに高い目標を設定することは、実はやる気のある子どもにとっては、かえってやる気をそいでしまうことにもなりかねません。

 これは大人の場合も当てはまります。人間のやる気を考えるときに思い出していただけるとうれしいです。

 河合優年(かわい・まさとし) 大阪府岸和田市出身。武庫川女子大副学長、同大教育研究所教授・子ども発達科学研究センター長。中央教育審議会で専門委員を務めたほか、科学技術振興機構の「日本における子供の認知・行動発達に影響を与える要因の解明」グループリーダーなどを歴任した。日本発達心理学会評議員、学校心理士スーパーバイザー。

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