PR

ニュース プレミアム

【サッカー通信】新型コロナ、ミャンマー情勢も直撃 暗雲漂うサッカーW杯アジア2次予選

12日、ミャンマー最大都市ヤンゴンで、クーデターへの抗議デモに集まった大勢の人たち。25日にはサッカーW杯のアジア2次予選が予定されていたが…(共同)
12日、ミャンマー最大都市ヤンゴンで、クーデターへの抗議デモに集まった大勢の人たち。25日にはサッカーW杯のアジア2次予選が予定されていたが…(共同)

 サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア予選が混迷を極めている。新型コロナウイルスの感染拡大によって試合を開催できず、2次予選中の日本も19年11月を最後に立ち往生を余儀なくされている。国際サッカー連盟(FIFA)やアジアサッカー連盟(AFC)は6月までの2次予選終了を目指しているが、3月に予定されていたミャンマー戦の延期が決まるなど雲行きは怪しくなるばかりだ。

 2次予選はすでに未曽有の事態に見舞われている。本来は20年6月に終了予定だったが、19年12月以降に開催されたのは20年12月のカタール対バングラディシュ戦だけだ。日本も19年11月にキルギスを下して4戦全勝としたまま身動きが取れず、日本サッカー協会の反町康治技術委員長は「大変な騒ぎになっている」と困惑を隠せない。

 再開予定だった3月の日程にも狂いが生じた。25日に横浜市の日産スタジアムで予定されていたミャンマー戦は、AFCが19日に延期を決定。新型コロナウイルスの感染拡大にミャンマーでのクーデター発生による政情不安が重なり、反町委員長は「延期の理由は分からない。決定に従うしかない」と述べた。

 直後の30日に敵地で予定したモンゴル戦は新型コロナ対策でモンゴルでの国際試合開催が制限されているため、同日に千葉市・フクダ電子アリーナでの無観客試合に変更となった。反町委員長は「(入国制限のため)モンゴルはほとんど鎖国状態らしい。中立国開催も考えたのかもしれないが、最終的に日本開催を求めてきた」と説明した。そもそもモンゴル代表が日本に入国できるかも定かではない。

 日本代表の編成も難しい作業となる。海外組の招集には、所属クラブへ戻る際に求められる隔離期間など各国や地域によって異なる規制が立ちはだかる。日本からの入国者に対するリスク評価も異なるため、反町委員長は「難しい情勢だ」と頭を抱える。国内組だけの編成という森保一監督が示したリスク管理策は現実味を増してきた。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ