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【サッカー通信】コロナで消えた年代別W杯 指導者は「より高い目標を」と奮起を期待

練習試合でプレーするサッカーU-19日本代表の西川潤(右)=25日、千葉県内
練習試合でプレーするサッカーU-19日本代表の西川潤(右)=25日、千葉県内

 新型コロナウイルスの感染拡大によるサッカー界の混乱が続いている。今年開催予定だったU-20(20歳以下)とU-17(17歳以下)の両ワールドカップ(W杯)が中止となり、飛躍のきっかけを失った若手選手の喪失感は察するに余りある。しかし、年代別W杯はあくまで海外や年齢制限のないW杯で輝くための通過点だ。「より高い目標に突き進んでほしい」という影山雅永U-20日本代表監督の言葉を心に刻み、26日に開幕するJリーグで精進するしかない。

 U-20とU-17のW杯は西暦の奇数年に開催されている国際サッカー連盟(FIFA)の主催大会で、今年はU-20が5月からインドネシア、U-17が10月からペルーで行われるはずだった。2023年に同じ開催地で行われる予定だが、年齢制限があるため選手にとっては失ったのと変わらない。両W杯予選を兼ねたアジア選手権も中止となり、国際経験を積む貴重な機会を失った。

 両大会では中田英寿や小野伸二(札幌)ら欧州でも活躍した名選手が躍動。世界に名を売る絶好機でもある。とりわけU-20W杯は世界への登竜門となっており、19年ポーランド大会で日の丸を背負った斉藤未月や鈴木冬一、斉藤光毅は今冬に欧州へ移籍し、菅原由勢や中村敬斗はすでに欧州でプレー。菅原は昨年10月にフル代表デビューも果たしている。

 本場の欧州から地理的、心理的に遠い日本を拠点とする日本人選手にとって、“見本市”としての価値は欧州勢とは比べ物にならないほど大きい。欧州でプレーする選手の評判が瞬く間に広まるのに比べると、Jリーグでのプレーが欧州で注目を集めるのは難しい。Jリーグのレベルも正しく認識されにくいため、世界の有望株としのぎを削る年代別W杯は実力を証明する打って付けの場となる。

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