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再起期す「しくじり先生」 元スーパー「やまと」社長 

平成29年12月に倒産したスーパーやまとの元社長、小林久さん=山梨県韮崎市本町(渡辺浩撮影)
平成29年12月に倒産したスーパーやまとの元社長、小林久さん=山梨県韮崎市本町(渡辺浩撮影)

山梨県韮崎市 小林久さん(58)

 山梨県内で最盛期は16店舗を展開していた老舗スーパー「やまと」が平成29年12月に倒産してから、3年余りがたった。オーナー社長だった小林久さん(58)は県教育委員長も務めた名士から転落して自己破産。テレビ番組の「しくじり先生」よろしく全国で講演してきたが、今年は再起を期す。(渡辺浩)

 街を歩けば、今でも「やまと」の看板が残っていて複雑な気持ちになります。裁判所は思い出までは差し押さえられませんからね。

 去年の7月からレジ袋が有料化されましたが、山梨県のスーパーは平成20年からやりました。多くのスーパーは2円で仕入れたレジ袋を5円で売っています。「レジ袋商品化」と言い換えたほうがいい。「環境のため」と言いながら、レジ袋で利益を出しています。

 やまとでは、(1)レジ袋は原価の2円で販売(2)レジに置いてある端数支払い用の一円玉で払って構わない(3)家にある不要のレジ袋を他社のものも含めて1円で買い取る-といった対応を取りました。有料化に反対だったこともあり実質無料にしました。

 ほかにも、買い物難民を救うため移動販売車を走らせたり、ホームレスを正社員にしたり、目立っていたので、同業者にとっては目の上のたんこぶでした。

 倒産したのは私に危機管理能力がなかったのが原因ですが、やまとを快く思わない人たちの思惑が一致したのでしょうか。信用不安が起きて、文字通り「そうは問屋が卸さない」と商品の納入が止まりました。

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