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瀬戸大也、課題は「体力不足」 謹慎痛手、五輪金へハードな船出

男子200メートル個人メドレー決勝で8位に終わり、疲れた表情の瀬戸大也=6日、東京アクアティクスセンター(川口良介撮影)
男子200メートル個人メドレー決勝で8位に終わり、疲れた表情の瀬戸大也=6日、東京アクアティクスセンター(川口良介撮影)
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 久々の復帰戦にも、トレードマークの明るい笑顔はなかった。不倫問題で活動停止処分を受けた競泳男子の瀬戸大也(26)=TEAM DAIYA=が、4日から東京アクアティクスセンターで開催されていた競泳ジャパン・オープンで5カ月ぶりに実戦復帰した。大会初日の400メートル個人メドレーで優勝を果たすも、残り2種目は自己ベストから程遠いタイムで惨敗。すでに代表に内定している夏の東京五輪へ向け、体力面での課題が浮き彫りになる大会となった。

 顕著だったのは2種目に出場した大会3日目だ。200メートルバタフライは自身の日本記録から3秒79遅れの3位。一昨年の世界選手権で頂点に立った200メートル個人メドレーは、冒頭から得意のバタフライで出遅れ、8人中最下位に沈んだ。やっとの思いでゴールした瀬戸は疲労困憊(こんぱい)といった様子で、コースロープにつかまった。自己ベストからは8秒34も遅く、「ただヘロヘロになって泳ぎ切ったというレースだったので、正直残念。もう少しいいレースがしたかったが今の練習段階ではこれが精いっぱい」と結果を受け止めた。

 予選、決勝合わせて計4レース。決勝のインターバルは20分とハード日程だったが、かつての瀬戸なら歯牙にもかけなかっただろう。かねてより、両種目は競技日程が被ることが多いが、一昨年の日本選手権では同じ日に行われた両種目で優勝。絶好調だった昨年1月の国際大会では、200メートルバタフライで日本新記録を樹立した約1時間後、200メートル個人メドレーで自己ベストを更新している。

 原因は明白で、「2種目がしっかり泳げていないのは、完全に持久力と耐乳酸能力(向上)の練習が全然できていないから」と瀬戸。昨春は新型コロナウイルス感染拡大の影響によりプール練習ができなかった。昨年10月からの活動停止期間は、拠点としていたナショナルトレーニングセンター(NTC)が使えずに民間プールを転々とした。腰を据えて強化を始めたのは処分が明けた1月以降。それを思えば、「思ったより(体力)は落ちていない。技術面や水の感覚も衰えていなかった」というレベルにとどまったのは拾い物だろう。

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