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【志らくに読ませたい らく兵の浮世日記】落語にも出てくるミイラ取り

立川らく兵
立川らく兵

 エジプトで新しくミイラが見つかったそうですね。二千年も前に納められたものが、北部アレクサンドリアで発掘されたそうで。なにやらその口の中には、舌の形をして金箔(きんぱく)を貼られた護符が入っていたという。「生前の行いを神様に弁明できるように」との願いが込められていたんだとか。「地獄の沙汰も金次第」とはよく言いますが、神様も黄金には弱いんでしょうか。

 ミイラというのは漢字で書くと「木乃伊」となります。キノイ、じゃなくてミイラ。「ミイラ」という読み方はポルトガル語が語源だそうです。「木乃伊」という字は中国の古い書物にある言葉だそうで、中国語で読むとムーナイイー。ミイラを意味する英語の「マミー」と同じ語源ではないかとのこと。

 ミイラといえば、全身を包帯でグルグル巻きにして歩いている怖い姿を思い浮かべますね。ミイラや即身仏のように遺体を保存する文化は大昔から世界中にあったようです。ことエジプトでは王族などの偉い人が亡くなると、その遺体に樹脂を詰めて薬剤を塗り、包帯で巻いてミイラにしたんだとか。

 ミイラとは関係ありませんが、小噺(こばなし)にこんなのがあります。ある男が大事故で入院して包帯でグルグル巻きにされる。院長先生が回診に来る。

 「あなたはどうしてこんなに大けがをなさったんですか?」

 「ジェットコースターです。最初に乗ったときに一番上まで行くと、頭の上に小さな看板が出てましてね。でも字が小さくて読めないんです。もう一度乗って上まで行きましたが、やっぱり読めない。あんまり悔しいんで、三度めに乗って上まで行ったときにスッと立ち上がったら、やっとこさ読めました」

 「なんと書いてました?」

 「立ち上がらないでください」

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