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【一聞百見】伝説のパーソナリティー 帰ってきた桜井一枝  

「ラジオが大好き!」と話す桜井一枝さん。ラジオ大阪「桜井一枝のHit&Hit!」に出演中=大阪市港区のラジオ大阪(南雲都撮影)
「ラジオが大好き!」と話す桜井一枝さん。ラジオ大阪「桜井一枝のHit&Hit!」に出演中=大阪市港区のラジオ大阪(南雲都撮影)
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 ラジオ大阪(OBC)にレジェンドが帰ってきた。大阪市港区の大阪放送を訪ねると、満面の笑みで迎えてくれたのはご存じ、タレントの桜井一枝さん(74)。関西の女性パーソナリティーの草分け的存在の一人で、キャリアは50年を超える。現在、木曜午後の音楽バラエティー番組「桜井一枝のHit&Hit!」(午後2時~4時55分)に出演。変わらぬ軽妙な語り口で大阪のオバチャンぶりを発揮している。結婚、出産後も仕事を続ける女性タレントとしての半世紀を振り返りつつ、ラジオの魅力を聞いた。

(聞き手 編集委員・山上直子)

庶民感覚がウリ

 まずは先日の放送から。

 「成人の日ゆうたらずっと15日やったやんか。70年そう思ってきたから、なかなか切り替えがねえ…」

 そうそう、とうなずくリスナーも多いだろう。軽やかな大阪弁が耳に心地よい。大阪出身、十三生まれの十三育ち。主婦で母で祖母という等身大の語り口に皆が共感する。その庶民感覚が桜井さんの武器だ。

 「それが自分のスタイルやと思います。私は難しいこともわからへんし、そんなん身にも合わへん。こうやってオバチャン会話をこれまでもこれからも続けていくんや、と思います」

 在阪各局で活躍する桜井さんは昨年4月から同番組を担当。OBCに復帰したのは十数年ぶりだ。通りすがりのスタッフらが次々と声をかけていく。

 「いやあ、ほんま。古巣に帰った気分です」

 桜井さんといえば、なんといってもかつての同局の看板番組「みんなでみんなでリクエスト バンザイ!歌謡曲」(昭和42年~62年)だろう。男性アナウンサーや芸人と女性アシスタント、という組み合わせで人気を博し、平日昼間のワイドとして定着した。

 「最初は確か、月亭可朝さんとやったかな。ところがすぐに『嘆きのボイン』(昭和44年リリース。可朝自身が作詞作曲したコミックソング)が大ヒットして仕事が忙しくなってしまったんです。そのあとも田渕岩夫さんとか笑福亭鶴瓶ちゃんとか。そうや。私と組む人、みんな出世していったんですよ。私だけ置いといて、ねえ!」と苦笑。

(次ページは)念願のヤンリク出演

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