PR

ニュース プレミアム

小さな飲食店守る先払い…行政と地元企業がアプリで支援

喫茶ベリーでは、先払いしたチケットで飲食できる=1月28日、大阪府柏原市
喫茶ベリーでは、先払いしたチケットで飲食できる=1月28日、大阪府柏原市
その他の写真を見る(1/2枚)

 新型コロナウイルス感染拡大で苦境にあえぐ飲食店を支援しようと、大阪府柏原市が地元の印刷会社と先払いアプリを共同開発し、サービスの運用を始めた。昨春に緊急事態宣言が発令されて以降、各地で飲食店の支援が行われているが、自治体が独自にアプリを開発、リリースするのは全国的にも珍しいという。(大島直之)

さまざまなメリット

 柏原市民文化会館リビエールホール1階の「喫茶ベリー」ではこの冬、定食やコーヒー代をスマートフォンを見せて支払う客が増えている。

 同店は昨年11月中旬、市が開発した決済機能付きアプリ「KashiMo(カシモ)」を導入。事前に現金をチャージするキャッシュレス決済やクレジットカード払いとは違い、代金を先払いしてもらえるメリットがある。店長の寺田真弥さんは「効果は半信半疑だったが、新規顧客が予想以上に増えた。先払いで応援してくれるのはありがたい」と笑顔を見せる。

 市内の飲食店40店で利用できる千円、3千円、5千円、1万円の先払いチケットを販売。今月末までは1店舗につきチケット代の30%が還元されるキャンペーンも実施中だ。

 カシモの場合、店が負担する手数料はチケット代金の3・6%で、10%の手数料がかかることもある大手のグルメ予約サイトや事前決済サービスに比べて割安の上、新たな端末の導入も不要。さらに予約機能を省くなどして低コスト化を実現した。

 また、月末までのチケット代金が翌月10日に振り込まれることから、キャッシュレス決済やクレジットカード払いよりも早く代金回収ができ、小規模な店にとっては資金繰りの面でも安心感がある。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ