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アートにこだわり女一人旅温泉5年連続1位の日本三古湯

酒屋の倉庫に置かれたカラフルなトラック=1月27日、松山市
酒屋の倉庫に置かれたカラフルなトラック=1月27日、松山市
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 「日本三古湯」の一つともいわれる道後温泉(松山市)が、アートなまちとして生まれ変わった。国の重要文化財、道後温泉本館を核とする同市の取り組み「道後温泉まちづくりアート事業」が、総務省の令和2年度「ふるさとまちづくり大賞」で総務大臣表彰を受けた。平成25年から継続し、アートと地域の融合で新たなにぎわいを創出した「参加型アート」が評価された。

蜷川実花さんらコラボ

 道後温泉本館は平成31年1月から大規模な保存修理工事が行われており、令和6年12月まで続く。工事の影響による客足の鈍化を食い止めようと、市と道後地区の旅館組合、商店街組合が「本館に頼らない場所、魅力をつくろう」と25年から始めたのが「道後温泉まちづくりアート事業」だった。

 26年、「道後オンセナート2014」としてアーティストを募集し、道後地区に初めてアート作品を展示した。9つのホテルで部屋を丸ごと芸術にしたり、オブジェを置いたりした結果、女性観光客が急増した。その後、「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」「街歩き旅ノ介 道後温泉の巻 山口晃 道後アート2016」「道後オンセナート2018」とイベントは継続。楽天トラベルの「おんな一人旅に人気の温泉地ランキング」で5年連続1位となるなど人気が定着した。

ひみつジャナイ基地

 こうした中、今年2月までは「日比野克彦×道後温泉 道後アート2019・2020」を開催。道後温泉本館近くにあり、一遍上人の誕生地とされる宝厳寺の正面に「ひみつジャナイ基地」を開設。アート体験をすることができるほか、ギャラリーやワークショップなどに活用できるスペースとして無料で貸し出しもしている。

 同市道後温泉事務所の活性化担当、越智文子さんによると、施設の名前は「秘密を絵画や折り紙で表現することで、秘密でなくする。みんなが理解しあい多様性を認め合う」という意味が込められているという。昨年8月8日~9月7日には「アマビエ展」が開かれ、17組のアーティストが絵画や立体の作品を発表。日比野克彦・東京芸術大学美術学部長によるトークイベントやワークショップを開いたこともある。

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