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JR東日本が新潟・湯沢町で“鉄道わさび”に挑戦 一石三鳥を狙う

トンネル湧水を使って栽培し昨年12月に収穫したわさび(ガーラ湯沢提供)
トンネル湧水を使って栽培し昨年12月に収穫したわさび(ガーラ湯沢提供)
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 JR東日本は、新潟県湯沢町でわさび栽培に挑戦している。わさびは、世界的な和食ブームの中で欠かせない調味料になっているほか、サプリメントなどの加工品も高値で取引されている。一方で、国内生産量は気候変動の影響で激減しており、ビジネスとして成り立つ可能性も。“鉄道わさび”の栽培現場を訪ねた。(本田賢一)

トンネルの湧き水活用

 わさび栽培は、グループ会社が運営するガーラ湯沢スキー場の一角で実験的に行われている。敷地の地下を上越新幹線のトンネルが通っており、トンネル内の豊富な湧き水を有効活用する事業を検討する中でわさび栽培が浮上した。

 この事業を企画立案したJR東日本スタートアップ(東京)の阿久津智紀さんは「わさび栽培には冷たい水が必要なことから、湧き水の有効活用に合うのではないかと判断した。これがうまくいけば、スキー場のオフシーズンのマネタイズ(収益化)も図られることになる」と説明する。

 同社は、優れた技術を持つベンチャー企業と組んでJR東グループに新事業を創出することを目的に、平成30年に設立された。今回は湧き水を使ったわさび栽培に千葉県内で成功したグリーンインパクト(千葉市)と組んで事業化を目指している。

 実験は3月末まで行い、課題などを確認。「当面はガーラ湯沢の和食レストランで提供する料理に使い、わさびを使った加工品の製造などにも展開していきたい」(阿久津さん)という。

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