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【子ども点描】3歳頃には「顔で笑ってこころで泣く」ことも

 少し間があきましたが、今年もよろしくお願いします。新型コロナウイルスに負けないよう、子どもたちの未来につながるような話を続けたいと思います。

 さて、世の中ではデジタル化が進み、さまざまな情報がコンピューターによって集められ、それらに基づいてより快適な社会が作られてゆこうとしています。その中でもAI(アーティフィシャル・インテリジェンス=人工知能)という言葉が注目されています。

 私が子どものころは、機械に話しかけることはありませんでしたが、いまや子どもたちはコンピューターやスマートフォンと対話しています。AIはそのような対話の中から必要な情報を集めて、相手の希望に沿った答えを用意してくれます。表情を読み取ることができるAIも開発されているそうです。

 なんとなく内面を見透かされるようで、ちょっと不安も感じます。しかし、子どもの感情の発達を見ていると、AIではできないような人間のすばらしさが見えることがよくあります。

 喜怒哀楽に代表される感情の働きも人間らしさの一つです。赤ちゃんは、オムツがぬれたり空腹になったりしたら不快な発声や行動を示します。お母さんが相手をしてくれて楽しいときには、声をあげて笑ったりほほえんだりします。このような行動は、こころのありようと直結しています。

 しかし、3歳頃を過ぎると、顔で笑ってこころで泣くという、実に複雑なことができるようになります。言動や表情が必ずしもこころと直結しない場面が出てきます。「ふり」ができるようになるのです。

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