PR

ニュース プレミアム

飲食店を救え 小諸商工会議所が独自の共同宅配「こもろいーつ。」開始 店も利用者も負担なし

小諸商工会議所の飲食店支援事業「こもろいーつ。」をPRする塩川秀忠副会頭(右)ら=長野県小諸市(原田成樹撮影)
小諸商工会議所の飲食店支援事業「こもろいーつ。」をPRする塩川秀忠副会頭(右)ら=長野県小諸市(原田成樹撮影)
その他の写真を見る(1/3枚)

 東京など11都府県に政府の緊急事態宣言が出され新型コロナウイルス感染拡大に対する危機感が高まる中、宣言の対象ではない地域でも外出自粛による来店客の減少で飲食店が悲鳴を上げている。長野県小諸市では、放っておくと飲食業が倒産し町のにぎわいもなくなるとして、商工会議所が自前の共同宅配システムを立ち上げた。(原田成樹)

追い込まれた飲食店

 浅間山麓に広がる城下町の同市は、自然と歴史・文化を楽しめる観光地で、小諸駅前には盛り場もある。しかし年始に感染例が相次ぎ、6日には、長野県独自のコロナ感染警戒レベルで、2番目に厳しい「レベル5」が県内で最初に点灯した。24日にレベル4に引き下げられたものの、市内一部地域の飲食店は21日まで時短や休業の要請が行われ、エリア外も含めて飲食店は厳しい経営状況に追い込まれた。

 東京など都市部では、新型コロナの流行に合わせるように、ウーバーイーツなど複数の業者が自転車やバイクなどを利用した食事宅配サービスを急速に拡大している。しかし、ウーバーイーツのホームページによると、同県では長野市内だけで、小諸市は対象外。宅配サービスで急場をしのぐこともできない状況だった。

手作り感満載の宅配

 「風評被害を含めて小諸のイメージが回復するには時間がかかる」として、小諸商工会議所は、県の警報レベル5が出た翌7日に飲食店の事業継続対策の検討を開始した。8日には手作り感満載の共同宅配事業「こもろいーつ。」を決定し、店舗募集やチラシ作成を行い、15日から始めた。

 宅配を希望する消費者は、前日までに料理(1店舗2000円以上)と市内の配達先、配達希望時刻を、電話で店舗に依頼するだけ。店舗にも消費者にも配送料負担はなく、飲食店の本格料理が上乗せ料金なしで届く。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ