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スシロー、くら寿司はコロナ禍でも加速 都心に出店攻勢

 各社はさらに非接触化を進める。スシローは注文商品を店内のロッカーから受け取るサービスを今後100店舗以上に増やす。支払いもクレジットカード決済で、店員と接することはない。

 くら寿司は、入店から会計まで店員を介さず利用できる完全非接触型店舗を増やしている。今後の新規出店はすべてこの完全非接触型とし、来年末までに既存店も改装して国内全店で導入する計画だ。

 会計の際に皿の枚数を自動で計測するシステムや、スマートフォンでの来店予約導入など回転ずし業界はコロナ前から省人化、省力化がキーワードだった。回転ずしの原価率は4~5割とされ、飲食店で一般的とされる3割程度より高い。コスト削減のため、省人化につながるITなどへの積極投資を続けてきたことが生きている。

閉店した居酒屋跡に出店も

 一方で厳しい環境にあるのが居酒屋業態だ。居酒屋チェーン大手のワタミは全店の2割に当たる114店を3月末までに閉店する。一方で、回転ずしと並んで好調な焼き肉業態を強化し、レーンで料理を席まで運ぶなど回転ずしからヒントを得た「焼肉の和民」を居酒屋から切り替えて出店。1号店である大鳥居駅前店(東京都大田区)は、居酒屋からの業態転換前と比べ売上高が前年同期比2・8倍になった。ワタミは「主幹事業を焼き肉にも広げ、一本足打法からの脱却を図る」としている。

 民間調査会社の富士経済(東京)は、令和2年の回転ずし市場が前年比約1・3%増の6790億円と見込む。

 好調な業績を受け、回転ずし各社で出店攻勢をかける動きも出始めた。目立つのが都心部への出店だ。スシローは年間約30店舗、くら寿司は25~30店舗の新規出店を計画。両社とも、2割程度は都心部への出店だ。

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