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【一聞百見】大阪を文化で活性化 芸術担い手の伴走者に 公益財団法人 関西・大阪21世紀協会 崎元利樹理事長 

「芸術や文化は人生にとって大切なものだと、多くの日本人が気づいたのではないか」と話す崎元利樹さん=大阪市北区(寺口純平撮影)
「芸術や文化は人生にとって大切なものだと、多くの日本人が気づいたのではないか」と話す崎元利樹さん=大阪市北区(寺口純平撮影)
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 明けて令和3年。コロナ禍の昨年は、文化芸術の存在意義が再認識された年でもあった。世界規模で文化行事が中止されるなか、ドイツの文化相が「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要だ」と発言。改めて目を見開かされた日本人も多かっただろう。その文化芸術を創設以来、支援し、文化による都市の活性化「文化立都」をめざしているのが公益財団法人関西・大阪21世紀協会(大阪市)だ。昨年6月末、理事長に就任した崎元利樹さん(66)に話を聞いた。                    (聞き手・編集委員 山上直子)

アーティストを支援

 「昨年は計画していた事業の多くが中止になりましたが、仕方ありません。逆に新しい視点や考え方で事業を見直す機会にしようと前向きに考えています」という崎元さん。その中で11月末、春から延期していた改元記念シンポジウム「古代首都なにわと八十島祭(やそしままつり)」を、無観客にするなど対策を講じた上で開いた。古代の大阪で天皇即位の翌年に宮中祭祀(さいし)の一つとして行われていたという祭りで、その歴史を考えるというイベント。昨年開催することに意味があった。「知られざる大阪の歴史。国の繁栄や安寧を祈ったそうです。昭和天皇即位の際に描かれた絵巻物『八十島祭絵詞(えことば)』が残っていて、それを映像化して紹介しました。情報発信はできたと思います」

 前身の大阪21世紀協会は設立にあたり、その名の通り〝21世紀にふさわしい世界都市・大阪の創生をめざす〟という目標を掲げた。21世紀を迎え新たに「水都大阪の再生」「文化創造」「大阪ブランドの向上」を挙げ、名称に「関西」を加えて活動の幅を広げている。「コロナ下で芸術や文化についての皆さんの考え方が変わってきたのではないかと思うのです。特別なものではなく人生にとって大事なものだとね」

(次ページは)安心、温か、大阪は心の遊び場…

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