PR

ニュース プレミアム

【日本語メモ】新常態 一足早く 一足遅く 初詣

 年が明けても新型コロナウイルス感染拡大が止まらない。とうとう首都圏では2度目の「緊急事態宣言」が発令された。初詣も「密」を避けるため、三が日を外して参るつもりだった方は少し行きづらい雰囲気かもしれない。

 昨年12月29日付本紙(東京本社発行版)の「東京プラス初詣ガイド」では、「正月三が日を避け『分散参拝・参詣』(1年で初めて参拝した日が『初詣』)」と呼びかけている。また、神社によっては初詣の期間を「節分(2月2日)」までとすることもある。同紙面に掲載されている初詣“最長期間”は、旧暦1月いっぱいを参考にした「3月12日」までだった。気長に構えて参拝に出かけてみてはいかがだろうか。

 一方、気が早く年内に初詣を済ませるパターンがある。ネットで調べると、「年内詣」「幸先詣(さいさきもうで)」というそうだ。単身赴任3年目の筆者は、勤務地の東京でまともに参拝したことがなかったので、仕事納めの数日後、実行してみた。

 参拝したのは、東京メトロ御茶ノ水駅から徒歩数分の神田明神(東京都千代田区)。随神門をくぐって、御神殿へ向かう。蓋がされていてはいたが、巨大な賽銭箱が設置され、すでに初詣ムードが漂っていた。左右に15人ぐらいの列。マスクを着用し間隔をあけて並び、5分ほどで参拝を済ませた。隣の「文化交流館」でお守りを買い求め、駅に戻るまで30分もかからなかったと思う。密状態や長い行列を回避したい方には、今年以降も年内の初詣はいいかもしれない。

 ところで、関西出身の筆者が気づいたことがある。東京の人は「二拝二拍手一礼」をきっちりするということだ。拍手も地元では、「ポン、ポン」あるいは、勢いよくても「パン、パン」ぐらい。今回の神田明神では皆さんが「パァン!パァン!」と大きくしっかりと音を出し、深くお辞儀をしていた。心の重い年の瀬、少し「江戸前」の空気に触れて清々しい気持ちになった。(C)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ