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【酒の蔵探訪】ペルソナブルワリー(甲府) 趣味が高じ自らビール造り

中国で買い付けた醸造タンクを説明するペルソナブルワリーの高橋添社長=甲府市朝日(渡辺浩撮影)
中国で買い付けた醸造タンクを説明するペルソナブルワリーの高橋添社長=甲府市朝日(渡辺浩撮影)
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 平成6年の酒税法改正以降に各地にできたマイクロブルワリー(小規模ビール醸造所)は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けているが、あえてこの時期の挑戦となった。

 JR甲府駅北口から徒歩10分余りの甲府市朝日の住宅街にあるペルソナブルワリー。併設するビアバーで昨年10月29日から自社醸造ビールの提供を始めた。

 高橋添(そえる)社長(56)は東京都出身。平成7年に夫の転勤で3人の子供とともに甲府にやってきたが、4年後に夫は次の転勤先へ単身赴任。甲府に残って子育てしながら働いてきた。

 大手証券会社の営業担当だった20年、仕事の厳しさと、顧客に損失を出させてしまう心の痛みから退職。23年の東日本大震災を機に「人のために働こう」とホームヘルパーになり、介護福祉士の資格を取った。今も甲府市内の介護事業所で非常勤のケアマネジャー(介護支援専門員)をしている。

 証券会社にいるころから旅行が趣味で、国内外のビールを飲んできた。趣味が高じ、「自分で造ってみよう」と思い立った。令和元年9月に会社を設立登記。社名には「日常のペルソナ(仮面)を外して楽しんでほしい」という意味が込められているという。

 東京都世田谷区にある醸造所で修行した後、燃料店の店舗兼住宅を自分で改装し、醸造タンクは中国に行って買い付けた。昨年2月に税務署に製造免許を申請したが、許可が遅れたため、7月にビアバーを先行開店。仕入れたクラフトビールとおつまみを出していた。10月2日に許可が下り、今では5種類のビールを提供している。

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