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奈良にも泊まって…市が滞在型の里山ツアー提案

柳生地区の昔ながらの民家の趣を残した民泊「奈良柳生邸」=奈良市
柳生地区の昔ながらの民家の趣を残した民泊「奈良柳生邸」=奈良市
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 年間1700万人を超える観光客が訪れる奈良市。そのお目当てはもっぱら東大寺や春日大社、興福寺などの世界遺産と、国の天然記念物「奈良のシカ」だ。これらが集中する奈良公園周辺を散策するだけで、宿泊は大阪や京都でという傾向が強い。そこで市は市街地から離れ、自然豊かな東部地域に宿泊込みで足を運んでもらおうと、オーダーメードでツアーが組める「さとやま民泊」をスタートさせた。外国人客らを取り込めるか。(桑島浩任)

 市東部地域は、標高200~600メートルの山地状の地形に広がる7地区で構成され、日本茶の産地の月ケ瀬、剣術の「柳生(やぎゅう)新陰流」発祥の地とされる柳生がよく知られる。柳生地区までは市街地の近鉄奈良駅から車で30分足らずだが、目玉の観光名所がなく交通が不便なこともあり、市によると、平成30年に東部地域を訪れた観光客は約33万人にすぎず、全体の2%にも満たないという。

 そこで市は令和元年8月、東部地域の魅力をPRするサイト「ならのはるをめざして。」を開設。サイトでは現地でのさまざまなワークショップを選べ、宿泊予約も含めて自分だけのオリジナルツアーを組むことができる。

 同年12月の時点で、受け付けているワークショップは16種類。田原地区にある田原ナチュラル・ファームでは、農薬と除草剤、化学肥料を一切使わずに日本茶葉を育てており、これを使用した和紅茶の手作り体験を提供している。茶葉をもんで発酵させ、加熱して完成させるまでの工程を楽しめるほか、生のハーブを混ぜてオリジナルティーを作ることもできる。

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