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「できることを頑張るだけ」 夫婦こだわりの弁当と仕出しで評判 危機をチャンスに 秋田

予約客にできたての手作り弁当を手渡す中川市子さん=秋田市山王の料理店「館」(八並朋昌撮影)
予約客にできたての手作り弁当を手渡す中川市子さん=秋田市山王の料理店「館」(八並朋昌撮影)
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 新型コロナウイルス感染拡大による今年前半の営業落ち込みを何とか乗り越えてきた街中の飲食店。書き入れ時の年末を前にした感染「第3波」に加え、秋田市ではクラスター(感染者集団)発生も響き、再び客足が遠のいている。

 「厳しい。感染予防を徹底しながらキャンペーンを行っても忘新年会の予約が入らず、先が見通せない」と秋田商工会議所の観光料飲部会事務局は話す。

 そこで県庁近くの料理店「館(やかた)」を再訪した。5月に訪ねた際、おかみの中川市子さん(66)が客のいない店内で、苦しい状況を話していたからだ。

 だが、久しぶりで会った中川さんは全く違った。「それがね、弁当と仕出しが評判で忙しくて、昼食を取れない日もあるほどなんですよ」という。

 夜の酒席営業は、感染が拡大する3月末に予約が途絶えて4月からは休業。ランチ営業は続けたが客が2、3人の日もあり「今、何ができるのか主人と考えた」のが予約制の昼は弁当、夜は仕出しだった。

 当初は日に1、2個売れる程度だったが「口コミが広がって6月には弁当が毎日平均20~30個は出るようになった」。7月には夜の営業を再開したが、客足が戻らない中で仕出しも同程度売れるようになった。

 夫で板前の隆久さん(66)と決めた弁当・仕出しの4原則がある。(1)漬物や焼き肉のタレまで全て手作りに(2)価格はともに5百円で薄利多売に(3)料理は最低7品を盛る(4)なるべく温かいうちに渡す-だ。

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