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本物を忠実に再現しないのが魅力? クリスマス、コロナ禍で「プラレール」販売4割増の秘密に迫る       

子供たちを魅了する「プラレール」。写真は昨年4月に池袋サンシャインシティで開催された「プラレール博 in TOKYO」(タカラトミー提供)
子供たちを魅了する「プラレール」。写真は昨年4月に池袋サンシャインシティで開催された「プラレール博 in TOKYO」(タカラトミー提供)
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 もうすぐクリスマスだが、男の子のプレゼントで人気が高いのが青いレールをつなぎ、電車を走らせるプラレールだ。製造・販売するタカラトミーによると、新型コロナウイルスの影響で子供が自宅で遊ぶ機会が増えて、例年にないほど販売が伸びているという。なぜ子供たちを魅了するのか、プラレール人気の秘密を探った。

販売レールの長さは地球3周分以上

 直線や曲線の青いレールを自由につなぎ、自分好みのコースを作り、駅や踏切、トンネルを置き、新幹線や電車を走らせて楽しむプラレールは60年以上の歴史がある。タカラトミーの中でも一番古いブランドで親子3代で楽しめるおもちゃだ。

 昭和34年に手転がし式「プラスチック汽車レールセット」が発売され、同36年から現在の電池1本で3両編成で走行する基本構成となった。累計約1570種類、1億7500万個以上の関連商品が販売されている。発売されたレールの長さは実に地球3周分以上に及ぶ。今では韓国や中国などアジア11の国と地域でも発売されている。

 今年はコロナ禍で「自宅に豪華なコースを作るためにレールや情景部品の買い増しが多い」(プラレールマーケティング課の奥田さつき氏)。11月のオンラインショップ「タカラトミーモール」のプラレール販売は前年同月比40%増を記録した。

 クリスマス向けの目玉商品でもある7月に運行を開始した東海道新幹線のフルモデルチェンジ車両「N700S」の立体レイアウトセットの販売も想定以上の伸びを見せている。楽しい遊び方などを伝える同社のユーチューブ配信も好評で、再生回数が100万回を超える動画もあり、新たな販促ツールとして売り上げに貢献している。

分かりやすく特徴デフォルメ

 そんな子供に人気の高いプラレールを生み出しているのが同社のトミカ・プラレール・アニア開発課だ。同課は世の中で話題になりそうな車両や鉄道会社の未来の技術を研究している。商品化に向けて、子供たちがどうやって遊ぶのか仕様などを検討し、社内会議で企画書が通れば、開発に乗り出している。

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