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【法廷から】被告の沈黙に隠されたものとは 身勝手な犯行にやりきれぬ怒り 山形女医殺害事件

 事件当日、被害者宅で会う約束をしていた弟は事件の第一発見者になり、「姉は本当に大事な人でした。理不尽な方法で殺した犯人を許すことができない。命をもって償ってほしい」と声を震わせた。姉も「(被告は)本当に反省しているのか、反省しているようには見えない。きちんと事件に向き合ってほしい。死刑になってほしいが、せめて刑務所から外に出てこないでほしい」と強く訴えた。

 加藤被告が反応を示したのは最終意見陳述だった。加藤被告は「遺族の話を聞き、被害者が多くの人に慕われ、信頼され、仕事に情熱がある方と知った。私はそんな人の命を突然奪ってしまった。一生自分のしたことと向き合い、被害者が最後に何を思ったのかをずっと考え続けていく」と述べた後、証言席を離れ、遺族に向かい、「本当に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げたのだった。

 公判中、続けてきた一連の沈黙とはあまりに対照的だった最後の言動。その意味するものは何だったのか。判決は11日に下される。

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