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増え続ける処理水 設置進む最後のタンク 東電福島第1原発

原子炉建屋を取り囲む“氷の壁”の上部。冷却液が流れる配管周辺は霜が付いていた=東電福島第1原発(芹沢伸生撮影)
原子炉建屋を取り囲む“氷の壁”の上部。冷却液が流れる配管周辺は霜が付いていた=東電福島第1原発(芹沢伸生撮影)
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氷の壁

 汚染水は、汚染源を取り除く▽汚染源に水を近付けない▽漏らさない-の3つを基本方針に対策が取られている。

 「水を近付けない」対策のひとつが遮水壁。原子炉建屋の周囲は、地下水流入を防ぐ“氷の壁”に取り囲まれている。陸側遮水壁と呼ばれる凍土壁は全長約1・5キロ、深さ約30メートル。氷の壁は地中に約1メートル間隔で埋めた凍結管に冷却液を循環させ、地盤を凍らせて造っている。

 「トンネル工事の技術を応用している」(同行したスタッフ)とのこと。マイナス30度の冷却液が流れる配管の周辺は、霜がびっしりと付いていた。

立ち並ぶタンク

 福島第1原発を建物の高い場所から見渡すと、所狭しとタンクが並んでいる。無駄なく設置するため、タンクは上から見ると蜂の巣状の六角形になるよう配置しているという。

 構内の一角では雨が降る中、今月中の完成を目指しタンクの建設作業が進んでいた。タンクの間隔は約1・5メートル。作業に必要なギリギリの幅だという。

年内完成を目指し設置作業が進む貯蔵タンク。現在の計画ではタンクの増設はこれが最後になる=東電福島第1原発(芹沢伸生撮影)
年内完成を目指し設置作業が進む貯蔵タンク。現在の計画ではタンクの増設はこれが最後になる=東電福島第1原発(芹沢伸生撮影)
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 現在の計画では、これが最後になるタンクの増設。完成すればタンクの容量は計約137万立方メートルになるが、それでも再来年夏には満杯になる計算だ。

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