PR

ニュース プレミアム

【衝撃事件の核心】「風俗ビル」の全店舗を撤退させた大阪府警のスケルトン対策 

 性風俗店が退去したとしても、ベッドや間仕切りなど内装設備をそのままにするケースが多く、処分に困ったビルのオーナーが黙認した状態で別の店舗型違法性風俗店に貸してしまう。摘発しても別の業者が入店するケースが後を絶たないことから、府警と違法業者とのいたちごっこが続いていた。

 そこで府警は27年から、こうした再入居の流れを防ぐ対策の強化を始めた。ビル内の性風俗店を一斉摘発するのみならず、ビルのオーナーに対して違法な営業を行う風俗店に対する契約解除条項の規定などを指導し、摘発後は内装設備の撤去なども呼びかけるというもの。ビルを骨組みだけにする、その名も「スケルトン対策」だ。

 ジャンボ枚方ビルのほかに、昨年には違法なわいせつDVDの販売店が入った大阪市中央区にあるテナントビルを一掃している。

まちづくり再始動

 対策は功を奏し、ジャンボ枚方ビルは性風俗店の看板が全て撤去されるなど大きく様変わりした。枚方市駅周辺の再開発事業に着手していた枚方市の担当者は「ビルの前は若者や高齢者まで多くの人が通る道だったこともあり、クレームも寄せられていた」と明かした上で、「客引きもなくなり、安心安全なまちづくりに向けて改めてスタートが切れる」と喜ぶ。

 一方、府警生活安全特別捜査隊は「オーナー側が施設や資金を提供していると犯罪の共犯とみなされ、取り締まりの対象になる。違法性風俗店には店舗を貸さないようにしてほしい」と呼びかけている。

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ