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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】「オーナー&社長」史上初の体制で優勝争いを…退団ボーアはどこに?

 今季の阪神は度重なるコロナ禍で球界内外から批判を浴びました。開幕前の3月下旬には藤浪ら3選手が大阪市内の知人宅での会食で新型コロナウイルスに感染。同じ席にいた神戸市内の女性も罹患(りかん)し、不特定多数で会食していたことが問題視されました。さらに9月19日の名古屋遠征中、福留、糸原らが球団の定めたルールの上限を超える人数で会食し、計5選手が感染。チームスタッフ4人の感染者も出し、結果的に球団が独自の判断で濃厚接触者扱いとした選手を含めて10選手が出場選手登録を抹消される事態となりました。

 一連のコロナ騒動について阪急阪神ホールディングス(HD)の総帥、角和夫代表取締役会長グループCEO(71)は9月30日の関西財界の会合に出席した後、「(阪神には)ケジメをつけさせないといけない」と大激怒(10月4日のコラムで詳報)。グループ総帥の“鶴の一声”が判明してから、わずか5日後の10月9日、揚塩球団社長が緊急会見を開いて「2度にわたって、球界全体にご迷惑をかけた事実は否めません」と引責辞任を発表しました。

火中の栗を拾った理由は

 しかし、辞任会見で明らかになったのは揚塩球団社長が11月末まで在任し、12月1日付で新社長に移行するという不思議な人事異動の形態でした。普通なら辞任会見して即、新体制発表…のはずがそうはならなかったのは、球団社長の後任人事が定まっていなかったからです。タイガースの社長は何かと目立ち、結果責任をすぐに問われます。ましてコロナで不評を買った直後とあって、阪神電鉄本社の幹部たちにとっては「火中の栗を拾う」球団社長の座は敬遠に値するポジションだったのでしょう。

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