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展示する生き物 実は大半が飼育員の採集 アクアマリンふくしま 

飼育員が北海道・知床沖で発見した新種のシラユキモロトゲエビ(アクアマリンふくしま提供)
飼育員が北海道・知床沖で発見した新種のシラユキモロトゲエビ(アクアマリンふくしま提供)
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 北海道の知床でエビ籠漁の船に乗っていたとき、今まで見たことのない全長15センチくらいの真っ白なエビを採集しました。「これは珍しい」と大事に持ち帰ってよく調べると、世界初の新種のエビ(シラユキモロトゲエビ)でした。このような貴重な体験は、自家採集ならではのことです。

 3つ目は展示生物への愛情でしょうか。やはり自分で潜ったり、船酔いしたりしながら苦労して採集した生き物を皆さんの前に展示するときは、まるで自分の子供が発表会で舞台に立つような気持ちです。展示された後も光が強くないか、水槽が狭くないかといった点に注意して採集した生き物を観察します。そうすると生き物も不思議に長生きします。

 当館の「親潮アイスボックス」の水槽では、このように自家採集した小さいけれど形や色がユニークな生き物を約70種展示しています。種名板の隣に、その生き物のレア度、生息水深、食べたらおいしいかどうかなど皆さんの知りたい情報も一緒に掲載しています。日本初展示の深海魚や甲殻類も10種以上紹介していますので、当館にお越しの際は、ぜひこうしたレア生物をごらんください。

 (親潮・オホーツクチームリーダー 松崎浩二)

アクアマリンふくしま】 福島県いわき市小名浜字辰巳町50▽開館時間=9時~午後5時半(12月1日~3月20日は~午後5時)▽入館料=一般1850円、小~高校生900円、未就学児は無料▽年中無休▽0246・73・2525

アクアマリンふくしまへのアクセス
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FIGHT10(ファイト・テン)】 少子化や人口減による入場者数確保に悩む地方の動物園や水族館の課題解決に向け、北関東3県と福島県の10施設が連携した取り組み。動物との触れ合いを通し命の大切さを学んでもらうとともに、地域活性化を目指しスタンプラリーの他、持ち回りで移動動物園などのイベントを行っている。命名は福島(F)、茨城(I)、群馬(G)、栃木(T)4県の頭文字に「心の絆」を表すハート(HEART)のHをあてた。

 10施設は以下の通り。

 【福島県(F)】アクアマリンいなわしろ水族館、アクアマリンふくしま

 【茨城県(I)】アクアワールド茨城県大洗水族館、日立市かみね動物園

 【群馬県(G)】桐生が岡動物園、群馬サファリパーク

 【栃木県(T)】宇都宮動物園、那須どうぶつ王国、栃木県なかがわ水遊園、那須サファリパーク

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